かなりあちゃんのメモ的日記

ちょっとしたメモだったり日記だったり、好きなことを好きなだけ

演劇Ⅰの1年間振り返り

演劇Ⅰの終了公演を終えて2日と半日がたった頃でしょうか、見てくださった方ありがとうございました!そして演劇Ⅰのみんなお疲れ様でした!!

これから書くことは、公演終了後になべをおじさんにはお話したことなんですが、私も感極まってたし、なべさん酔ってたので改めてというか、きちんと書きたいなと、自己満足ですが笑

まず今回の作品は(私はre:mixの方だったのですが)私とNがKの御灼神紫と五條スクナをやりたいと言ってなかったら多少台本が変わっていたかもという感じでして…(終わった後パンフレットを見て知ったのですが笑)
そんな我儘に答えていただけて、KをQに置き換えて、御灼神紫を本願寺、五條スクナをシジョウという形で演じられてほんとに感謝です😂💕
そうです、つまり作中に沢山出てくるQは私達が言わなかったらどうなっていたのか…ほんとに嬉しい🙏💓

シジョウはクイズ研究会に所属しているquizのクオリアーでいい意味で感じの悪い子だったんですけど、これが思った以上に上手くいかなくて…
なべをおじさんにはイケメンになってるって言われてとても複雑…😅
でも本番はちゃんと本願寺をおちょくるような感じだったり、聖ロカの邪魔をしたり、いい感じだったんじゃないかな…(全力で自分を褒めていくスタイル)

まあ食べられない水晶はただの水晶だよ!!!!!
って心の中で自問自答してましたけど笑


さて、本題?というか私がこれから書くことは、今回の作品のことと言うより、1年間の振り返り、ここに至るまでの私の演劇人生みたいなものがかなり書くことになるかと思います。これ以上作品に関しては私の口からはお話できません笑そこら辺は他の方のブログ見てください。てなわけで苦手な人は回れ右してほしいです。

一応1年の振り返りって書いてあるのでさらっと振り返ってもいいんですが、ここは私が書きたいように書きます。とーっても長い前置きになりそうなんですが、そんなのしーらないっ!笑


てことで、ここまでがとても長かった笑

私はかなりの人には話してるんですが、小学校1年からミュージカルという形で芝居に触れていて、小学校3年にはもう少しレベルの高い今の教室でレッスンとしてミュージカルをやっていました。それは今も続けているのでかれこれ9年、前の教室を合わせると11年になりますね。月日って流れるのほんと早いねー😅

そして実は中学で演劇部としてめっちゃ役者としてバリバリ演劇していたんですよー今となってはかなりの笑い話😂

これのどこに笑いがあるのかって思ったそこの貴方、


私本当は去年の今頃まで演劇嫌いだったんですよ。


面白いでしょー笑

そんな私か何故演劇Ⅰを取ったのか、そこら辺の話をします。ほんと自己満足😂👍

私がミュージカルを始めた最初の頃、小学校1、2年の頃はなんか環境が緩すぎたのと台本がイマイチってのであまり良い思い出はない。

それで小学校3年で本格的に技術を習いたい。歌とダンスを上手くしたい。と思って別の所に移りました。その時はまだ演技面をどうかしたいとは1ミリも思ってなかった。

そこでの小学校6年までに色んな人と作品を作ってきた。その頃は単純に歌って踊ってれば楽しい!っていう感情しかなかったから、苦という感情はなくて、それが出来るのならばミュージカル女優になりたいなんて行ってた。ほんと恥ずかしい笑

でもみんな上達して「オーディション受かりました」「ほかの別でもっと磨き上げたい」なんていって辞めていった。いつの間にか私だけがそこに残っていて誰かが入ってきたかと思えば成長して辞めていく、そんなエンドレスを見てきた。


それでもやっぱりその時には特にこうと言った負の感情はなかったから、外部で別のミュージカルの劇団に入ろうか、中学に入って演劇部に入ろうか悩んでた。
でもその頃からかな、私って外でやっていけるほど技術はあるの?って気づいてからはもう遅い、ミュージカルに対してのやる気が冷めてきちゃって、でも何故か知らないけど演劇部には入った。多分単純に興味があったからなのかもな…

でもやっぱり心のどこかで思ってたからなのかな、部活の台本が前やったミュージカルの台本とよく似てて、「この内容飽きた」って言って、まだ"部活"の作品はやってもいないのに初めて役者じゃなくていいって役者希望に手を挙げなかった。裏方をやってみたいとかじゃなくて、役者をしたくないって確実に思った瞬間だった。

そんなクソみたいな考えで中学生1年でミュージカルに対してもグレて毎週レッスンに遅刻するような生活をしてた。

多分その時は病んでたんだろうな、部活で人とも上手くいかなくて大喧嘩したし先輩からは面と向かって嫌いとか言われるし(まあ今も嫌いなんだけど←)、もう部活辞めてやろうとか思ったけど、辞めるって言ってまた大事になるのがめんどくさくて辞めなかったってあたりほんとクソみたいな時期だったよ。

その後は役者しかしなかった。私が変わり者ってだからか大体部活で不人気な役に興味持ってたから、その役のオーディション受ければ受かってた。正直部活ごときのオーディションだからそんな真面目に決めてないんだろうなとは思ってたけど(ってTwitterでは言えないからここに書いてるんだけど…笑)

でも先生がいい先生じゃないから3年になった時には先生のアドバイスとか役者の決め方とかもクソじゃんって思った。その時もらった役は周りからは良かったって言われたしその時は私もそこそこに合ってた役だと思ったけど、よく考えたら余りものみたいな役で私しか候補がいなかったから出来たけど、他に候補がいたら私じゃなかったのかなって最近考えたら恐ろしくなったよね。

その役はボーイッシュなんだけど途中からぶりっ子になったり、みたいな今考えれば性格がはっきりしてる本当にやりやすい役だったんだよ。それで気づいたのが、今までなんとなく部活でやっていけたのはそんな感じの雰囲気出来てれば、みたいな感じのしかやらなかったから、というよりそれしかやれなかった。

そんな部活を終えて受験、は?って思ったのは併願の高校の面接で聞かれたこと、
「部活は何部でしたか?」
演劇部と答えたけどその後の質問は
「今までてやった役の一番好きなセリフを教えてください」

すぐ答えられなかった。

突然ってのもあったけど頑張って考えても全然出てこない、これは私が役に対して、台詞とかを考えてやってなかったってこと。それをまさか面接で思い知らされるとはね、だって3年の、数ヶ月前にやった役なんて凄いいい台詞言ってたんだよ!ってのに気づいたのは最近なんだけど…笑

まあそんなこんなで、晴海では演劇部には入らないって決めてた。そりゃ演劇経験者としては、新歓で人がやってるの見たら入りたくもなったけど、頭の中にはあまり良くないメンツと、もはや黒歴史の思い出しかないし、だから写真部に入った。

そして本来なら今に至る…はずなんだけど、そんな私が演劇を取る。多分馬鹿なのって思う人も多いかもしれないけど、簡単に言うと、やってみたいっていうちょっとした好奇心。

私はずっとミュージカル女優になりたいとか声優になりたい、女優になりたいって言ってきた。芸能界で仕事をして行きたいってのは今も昔も変わらないんだけど、私は演技が苦手だ、好きじゃないって思ってから私は何になりたいんだろうって。

そんな私がずっとやってきたミュージカルで何が1番成長したか、何が今一番やりたいか、考えたらそれは歌だった。

決まってからは早かった。未来予想図みたいなのを考えるのは私は得意だから、じゃあ音大に行こう!受験科目は音楽理論か!そうか!ってね。

そして1年の科目選択。系列には音楽理論がある。本来ならそれを取らなきゃいけない。それを私もわかってた。でも演劇を取ってた。

その時はほんのちょっとの好奇心で取った演劇でめっっっちゃ不安だった。苦手で好きでもない演劇に対してちゃんと向き合えるのか、たかが授業じゃん。そう思ってた、最初はね。


でもそれを変えてくれた、今の私に変えてくれたのは、1年ぶりに晴海に戻ってきたなべをおじさん。

最初はこんなことを授業でやるの?って思った。でもその中には長年演技というものに何故か関わっていた私の疑問も解消されたことも沢山あった。いつしか、楽しいって思いながら毎週楽しく授業を受けてた。あんなに嫌だって言っていた私が。

私の演劇、演技に対する思いを変えてくれたのは紛れもなくなべをおじさんです。

そんななべをおじさんの授業が好きになってしばらくしてとある先生と進路でお話をした。音大に行くと言った。そしたら案の定、

音楽理論取ればよかったのに」

多分少し前の私だったら口ごもったかもしれないけど、その時の私はちゃんと言った

「取りたい科目があったんです」

表活もあったから演劇とは言わなかったけど、私には心から演劇がしたかったんだっていう気持ちがあった。

そして今思い出すと、あの時の演劇に対する嫌な気持ちとか以上に同時にあったちょっとの興味、好奇心の方が勝ってたんだなって。今全然後悔なんてしてないしむしろ取ってよかったって心から思ってる。

そして何より楽しい、そう思うのって大事なんだなって思った。多分昔ミュージカルを続けていたのは、成長はしなくても少しだけどこかで楽しいって思ってたから、だから女優になりたいとか声優になりたいって思ったのかもしれない。これに気づいたのもついこの間笑


それでこれらをざっくばらに先生にこの間伝えた。その時先生はアルバムを貰った直後だったのにその話をしたら私の方が泣けてきちゃって笑もう大号泣😂💦

その時横にいたアクトオケを見に行った時にお会いした先輩からいただいたお言葉なんですが

「先生はこういう人をつなぎとめてくれる人なんだよ」

本当にこれを聞いた時はその通りだと思った。
私が演劇Ⅰを取らずに、なべをおじさんに出会わなければきっと演劇は嫌いなまま、関わらないまま終わっていたのかもしれない。本当に感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです😭💓💓✨
それと同時にアクトオケ出たかったああああなんて思った笑

多分私がグレたあの時は成長してない、上手くないっていうのに囚われすぎて楽しくなくて、思い通りにもいかなくて嫌になったのかな…

今は成長なんて二の次三の次!って感じで楽しく劇をしたい!ただそれだけです!
まあそれで飯食っていくってわけじゃないからこれでいいんだけども…😅

始める時なんてちょっとの好奇心に楽しくやりたいってだけでいいんだと思う!ってことにも気づけたからなべをおじさんは偉大だよ😭🙏✨✨💞

そんななべをおじさんの脚本で終えることが出来てほんとに良かった!!!!

私の中でなべをおじさんは人生が変わるきっかけになっているのは紛れもなくほんとのこと、このことは絶対に忘れないし忘れられないこと。
今は演劇じゃなくて歌を歌う仕事に就きたいって思っているけど、どちらにせよ表現するってことに変わりはないからほんとにいい経験になった。

でも職にするからには大勢じゃなくていい、誰か一人でも表現することを伝えなければならない、私はシンガーソングライターじゃなくてプロデュースされたものを代弁して歌うってことをしたいから尚更、それは演劇も同じ。

脚本を書く人がいて演出する人がいてそれを演じて、でも伝えなきゃっていうのがプレッシャーになって楽しくなくなるなら考えなくていいと思う。こちら側が楽しくなきゃ伝えられるはずないし、だから私は楽しく感じられた歌だからこそ歌を歌う。それを直接的ではないけど演劇Ⅰで教わった。


そんな楽しい演劇を教えてくださったなべをおじさんには心から感謝です。
ほんと1年間ありがとうございました😁✨





もし来年別の場所に島流しされたら上ではなくその島を物理破壊しますね笑😁✌